- ブログ
すすきの中心地で撮影!著作権など気を付けないといけない事。
こんにちは。エアリアルジャパン株式会社です。
先日すすきの中心地で撮影を行ってきたので商用映像に生じる様々な法律面での問題をお伝えします。
考えなければならない事は主に3つあります。
1.「著作権」
撮影するときに一番気になるのが著作権になると思います。特に外での撮影の場合町中にデザインや看板があり許可なしに撮影し使用してはいけないと思いがちですが、いわゆる映り込みに当たるものは著作権の侵害には当たらないと言われています。被写体が別にいて映り込んでしまった場合は侵害とならないですが、看板などをメインとして撮影し商用利用することは侵害に当たります。
2.「肖像権」
続いては通行人など人に対する肖像権です。著作権とは違い映り込みであっても個人のプライバシーを守るため肖像権の侵害になってしまいます。万が一映ってしまった場合は了承を得るか、顔をぼかして特定の個人だとわからないようにしましょう。
3.「道路占有」
撮影する際の道路の使用許可についてです。三脚や照明を置き通行人の妨げになる場合は誘導員を付けたうえで道路の使用許可を得なければなりません。その他手持ち撮影でその場にとどまらない場合は特別許可を得る必要はありませんが、後で何かしら問題が起きた場合などスムーズに対処できるよう時間と予算に余裕があれば許可を取るようにしましょう。
以上、外での撮影をする場合の注意事項です。知らなかったでは済まされない問題があり、上記で上げた法律以外でも絡んでくるものもありますので事前に調べてから撮影を行うようにしましょう。