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【映像制作】知っておくべきカメラの基礎知識 その2
札幌市のドローン動画/映像制作のエアリアルジャパン株式会社です。
前回のブログでは『レンズとカメラの基礎知識』についてご紹介しました。
今回は『カメラの基礎知識』をメインにご紹介します!
カメラの基礎知識をあらためて理解することで、皆さんがより納得できる画が撮れるのではないでしょうか。
これから『動画を作ってみたい!』という方や『映像制作を始めたい!』という方も、ぜひ最後までご覧ください。
カメラの基礎知識
【フリッカー現象】
フリッカー現象とは、蛍光灯などを撮影した時に起こるチカチカした様な現象のことです。
照明の明滅により撮影画面に横筋が写り込んだり、画面の一部の色合いが変化してしまうのです。
【対策】
カメラを設定する際に、50ヘルツもしくは60ヘルツから電力周波数を選ぶことができます。
カメラを設置するエリアに応じた周波数を選ぶことで、フリッカーを抑えることができます。
『東日本では1/50.100…』『西日本では1/60.120…』
また、古い蛍光灯を使用していると光の点滅回数が増える可能性があり、フリッカー現象が起こりやすくなります。
【F値=絞り値】
F値(絞り値)とは、レンズの焦点距離を有効口径で割った値のことです。
主にレンズの明るさを示す指標として用いられています。
『絞り』はカメラに入る光を制限する仕組みです。
穴を広げると光をたくさん通し、穴が狭めると少しの光しか通しません。
また、穴を広げることを「絞りを開ける」または「f値(絞り値)を小さくする」と言い、穴を狭めることを「絞りを絞る」または「f値(絞り値)を大きくする」と言います。
【定番のF値】
動画を撮影する際の通常のF値の定番は『4 ・5.6・6.3・8』です。
これらは、ぼかしも入れつつ解像度が一番いい絞りと言われています。
レンズというのは中央部分が最も性能が良いのですが、開放し過ぎてしまうと中心よりも性能が落ちてしまい、周りの部分でも光を取り込んでしまいます。
そのため『4 ・5.6・6.3・8』がちょうど良いとされています。
逆に絞り過ぎ(F16~)てしまうと、回折現象(絞り羽根の裏側に光が回り込み広がってしまう現象)が起こり解像度が落ちてしまいます。
【露出調整(映像の明るさ調整)】
F値やシャッタースピードで明るさは変わりますが、露出調整のためにこの2つを使うことはありません。
余程の意図が無い限り、F値とシャッタースピードを固定したまま撮影することが基本です。
明るさ調整の方法は以下の通りです。
【暗い場合の露出調整】ISOを上げる・照明を炊く
【明るい場合の露出調整】NDフィルターをつける(ボケを出したいけど明るすぎる時など)
ここまでのまとめ
ご紹介した基礎知識のどれもが動画作成において大切なことだということが分かりますよね。
どんなことにおいても基礎はとても重要ですので、ご自身でも色々と調べてみると良いでしょう。
次回は続きとして『編集の流れ』の記事を更新いたします。
ぜひ次回もご覧ください!
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