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【アドビで動画制作】知っておくべき編集の流れ
札幌市のドローン動画/映像制作のエアリアルジャパン株式会社です。
前回のブログでは『カメラの基礎知識』をメインにご紹介しました。
今回は、Adobe Premiere Pro を使った『編集の流れ』をメインにご紹介します!
撮影が上手くできても編集が疎かになってしまってはもったいないですよね。
改めて編集の流れをおさらいすることで、撮影した素材を存分に活かすことができるのではないでしょうか。
初めて編集する人も、ぜひこの記事を読んで概要だけでも抑えてみてくださいね!
編集の流れ-音楽について-
編集の流れに入る前に、『動画に使う音楽』について解説します。
音楽は動画を作る際にとても重要な要素になりますが、著作権に注意しましょう。
営利目的ではない、身内や社内のみで使用する場合は著作権の侵害にはなりません。
しかし、営利目的でなくても不特定多数の人がみるSNSなどでの公開は著作権の侵害にあたります。
そこでまずは、営利目的でもSNS公開でも使用できる音楽サイトを使うことをお勧めします。
①メディアを取り込む
早速流れの解説に入りますが、まずは編集画面の見方を確認しておきましょう。
ご存知の通り、メディアは動画編集に必要な素材のことです
まずはその素材を取り込まなければ編集すらできませんよね。
メディアを取り込むときは『①プロゼクトパネル』を使います。
やりやすい方法でメディアを読み込んでみましょう。
- 方法 A:『ドラッグ&ドロップ』
- 方法 B:『右クリック→読み込み』
②プロキシファイルの作成
プロキシとは、日本語で「代理」という意味です。
そして、容量の重い元ファイルの代わりになる軽量サイズの作業ファイルのことを『プロキシファイル」』と呼びます。
プロキシファイルは元データに紐づけられているため、書き出しの際に画質が劣化することはありません。
あくまでPremiereで作業するときにのみ使用できる、便利なファイルです。
- 作成手順1:環境設定➡︎メディア➡︎プロキシを有効化にチェック
- 作成手順2:素材を右クリック➡︎プロキシ➡︎プロキシを作成
- 作成手順3:保存先を選びOK➡︎プロキシの切り替えを押す(無ければ+ボタンで追加)
③タイムラインパネルにてカット作業
カット作業は、上写真の『⑤タイムラインパネル』で行います。
- 作業手順1:素材の必要な部分だけをソースパネルで選択し、タイムライン に追加(イン・アウト点、映像・音声のみ)
- 作業手順2:カット編集(ショートカット推奨)
※PVの場合は音楽に合わせたカット編集をしましょう。
カット作業ではキーボードのショートカットキーを活用することで、効率的に進めることができます。
Premiere Proの公式ページにて確認してみましょう。
④テキストを入れる
動画編集にはテキストの挿入がつきものです。
テロップや簡単な字幕を表示させることで、よりエンタメ性を高めることができます。
・挿入方法:エッセンシャルグラフィックス
エッセンシャルグラフィックスには、『AfterEffects』でデザインされた、動きのあるテロップや背景のテンプレートが保存されています。
これらを、シーケンス上にドラッグ&ドロップするだけで映像に加えることができます。
上手く活用できれば、簡単にタイトルや字幕などを作成することができます。
さらに、先日レガシータイトルから移行されたため表現の幅が広がります。
⑤特殊効果をかける
一般的に『エフェクト』と呼ばれるものです。
特殊効果をかけることで、アレンジの効いたクリエイティブな映像を作ることできます。
こちらも種類が豊富なため、Premiere Proの公式ページにて確認してみましょう。
【Premiere Pro のビデオエフェクトとトランジション】
⑥カラー補正をする
撮影場所が違う素材をつなぎ合わせると、明るさや色合いに違いが目立って違和感が出てしまうことがあります。
そのようなときはカラー補正をしましょう。
カラー補正の方法は2種類あります。
- ・方法A:自動(LUTを使用する)
- ・方法B:手動(明るさやコントラスト、彩度など個別に調整する』
なお、インタビュー動画など場所の移動がないときはカットする前に補正すると良いでしょう。
⑦書き出す
すべての編集が終わったらデータを書き出しましょう。
方法は以下の通りです。
まとめ
ここまでが大まかな動画編集の流れです。
一見複雑そうに見えて実はシンプルだったりします。
実際にやってみると行き詰まってしまうことも多いですが、そんなときは自分なりに色々と触ってみたりするのも良いでしょう。
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